TOKYOは群青色

20代の十年を無駄に過ごした、32歳からがんばる日記

浮標

浮標と書いて「ぶい」と読むそうです。海に浮いているあれです。

長塚圭史さんが気になっていたので、初めて彼の演出するお芝居を見に行ってきました。場所は三軒茶屋駅から直通している世田谷パブリックシアターというところです。

感想。長塚圭史さんかっこいい。田中哲司さんかっこいい。女優さんみんな綺麗。みんな演技うますぎる。という小学生でも言えるような感想です。

内容は、今後見る方のために言いませんが、俳優業をされている方って本当に凄まじい演技力だなあとひどく感心しました。演じていらっしゃる世界が、嘘って思えないんですよ。だから終わったあとみなさんがきりっとしたお顔でお辞儀されているのを見て、あっ、そうか、これはお芝居だったんだなと寂しく感じたのです。

また、人間のエネルギー、生命力みたいなものをすごく感じて、肉体的にも精神的にもタフであると同時に、お芝居をするという行為が純真さも感じさせて、このお仕事をされている世界が、聖域のように感じて、なんだかわたしは怖気づきました。本当に観て良かったです。私も、一生懸命生きていかなければいけないなあと感じました。

余談ですが、今年の3月に休刊になった新聞「産経エクスプレス」に長塚さんのエッセイがときどき掲載されていました。すごく哲学的な文章を書かれる方だなあ、平凡な私には難しいなあと、でもなんだか面白いエッセイで好きでした。文章が哲学的だしご本人は気難しい方かと思い込んでいたのですが、別の方のエッセイに、「長塚圭史さんはとても気さくで優しくて、背も高くてかっこいい」とベタ褒めされて書いてあったのを読んで、えー!あの文章からは想像できないや、と思ってますます彼に興味を持ったんです。実際、今回の公演の前の挨拶で、彼の優しさを感じられました。私は一人で観に行ったので感想を誰かと共有することはできなっかたのですが、素敵な思い出になりました。