トーキョーは群青色

小さなしあわせの見つけかた

会社の近くの橋や川面にいるかわいい鳥について

都内、中央区の会社で働いています。駅から会社まで歩く途中に橋があり、毎日そこを往復しているのですが、週に一、二度ほど、川面に白い鳥が数羽泳いでいるのです。

その白い鳥を見かけるのは決まって早朝の出勤時で、橋の欄干近くを歩き、ひょいと川面を覗くと小さな鳥が二、三羽ほど泳いでいて、とっても和みます。遠目でもかわいいんです。

たまーに、十羽近く集団で泳いでいるときもあります。白い鳥を見ると、なんだかとても縁起の良い気がして、ワクワクします。まあ、わたしが動物好きだからそう思うだけかもしれません。

彼らを見かけたら写真を撮っています。いつも、この白い鳥はなんていう鳥なんだろうと思っていました。

飛んでいる姿を見ると、カモメの飛ぶ姿そのもので、羽を「へ」の字にぐわんと曲げて飛ぶんです。悠々と飛んでいる姿も壮大で、そしてさわやかで、つい目で追ってしまいます。

 

インターネットで野鳥図鑑みたいなページを検索し、わたしのアイフォンで撮った彼らの写真とを照合すると、わかりました。彼らの名前は「ゆりかもめ」でした!!

やっぱりカモメに間違いなかった。ていうか、ゆりかもめって、あの、浜松町と羽田空港を結ぶモノレールの名前じゃん!!しかも、東京都の鳥、都鳥がゆりかもめだった。やっぱり東京にはゆりかもめが多いんだ、だからモノレールの名称もゆりかもめになったんだ!!

なんて素敵な発見なんだろう。東京にはこんなにかわいい鳥がいたんだなぁ。

ちなみに、ゆりかもめの特徴は、目の後ろに黒い斑点があることです。これが海猫とか他の鳥と明確に区別できるところのようです。漢字で書くと百合鴎です。

そうそう、夕方の帰り道には、いないんですよね。見かけたことがないんです。

でも、今日のお昼に外出したら、一羽のゆりかもめが、橋の欄干の上に乗って日向ぼっこしていましたよ。こんなに近くで見たのは初めてで、人馴れしてるんだなぁと思いました。それに近くで見ると、意外と大きい!カラスと鳩の中間くらいの大きさに見えました。

それと、朝も、いつもは泳いでいるんですけど、橋の上にかかる首都高の橋の構造体か何かだと思うんですけど、太い梁の上に乗って休憩?していらっしゃいます。かわいい。

 

寒い冬も健気に生きている姿にとても癒されます。きゅんとします。とにかくかわいい。

ところで、彼らは夜はどこにいるのでしょうね。どこまでも不思議でかわいい鳥です。